
歯科衛生士の有能感の意味すること〜出産から見えてきたもの (*^。^*) No.6
昨年のコラムに「歯科衛生士は、これまで多くの仕事を与えられてきました。それをどのように効率よく、失敗なく、快適に、美しく、笑顔でこなすことに時間を費やしてきたことでしょうか?」なんて、投げかけましたが、綾ちゃんもそうすることで、上司が認め、自己効力感も上がり、快適に職場生活を長年送ってきたのです。ホントに、見事にこなしてきた!と心から思います。
そんな綾ちゃんの仕事ぶりを一変させたのが、出産でした。自分の努力や能力に関係なく、ある日突然、10ヵ月後には職場を去らなければならない事実に向き合うのです。
想像してみてください。大切なプロジェクトが始まる、続く中で、自分の意思に反し、責任が持てなくなるのです。そして、悲しいことにそのような事実が、「責任を持って仕事ができない人」への扱いになっていくことでした。
何が大切な仕事なのか?
社会に求められることは何か?
人生で大切なことは何か?
職場と社会と個人の立場の狭間で動揺の毎日でした。しかしながら、出産は待ってはくれません。自分のルーチン業務は、代替要員に引継ぎ、いざ産休〜。意外と?自分の代わりはいくらでもいるという事実を知りました。
それまで感じてきた有能感は、上司が認める価値観で"私"に帰属するものではないことを痛いほど思い知ったのです。
2007.3.2 綾
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