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KWCの活動内容

第54回日本口腔衛生学会大会報告書

日本口腔衛生学会のKWCからの3演題は、みんなでがんばり、みんなで応援した!

第54回日本口腔衛生学会大会が平成17年10月6日7日8日に東京の品川区立総合区民会館「きゅりあん」で開催されました。今回は、KWCより3演題のポスター発表があり、KWC会員の6名が参加しました。演題発表や雰囲気などを、

  1. KWCからの3演題はみんながんばった、みんなで応援した
  2. 7日夜の私的な親睦会で大いに盛り上がる
  3. 会場での雑談が結構いい情報収集

これらをテーマに報告したいと思います。

1. KWCからの3演題はみんながんばった、みんなで応援した!

福原稔KWCからの3演題はみんながんばりました。そして演者はもちろん、応援に参加していただいた先生方もご苦労様でした。7日の午前中に、私(福原稔)が ―医療面接法「半構造化インタビュー」による初診患者の感情(心理的背景)の抽出に関する研究― 初診患者の「感情の抽出」の試み、その結果を集計しました。

内容を要約すると

  1. 抽出できた感情は「不安」が最も多い(59.3%)
  2. 多様な感情を持って来院している(16種類の派生感情があった)

です。

この学会では、基礎研究の発表が多くあり、臨床に関するのは少なかったです。おまけに、このような心理の分野の発表は、まったくなく、場違いか?とも感じていた。

でも中には、「患者満足度をテーマの発表」「セルフエスティームがテーマの発表」や「健康観、QOLがテーマの発表」がありました。私もこれらの発表が気になり聞きに行きましたが、なんとこれらのは発表の先生方も私の発表を聞きに来てくれていました。

ここであげた4発表は近いとみんな感じ興味を持っていたのですね。ひとくくりの表現すれば何といったらいいのでしょうか。「患者の主観の世界」でしょうか?

赤井綾美さん7日の午後には赤井綾美さんの ―母親のニーズ調査に基づく子育て支援の取り組み― という演題で、子育て支援のサークルの中で歯科保健がどのように受け取られているか?何が求められているか?を二つの地域で比較しされていました。

私たち歯科関係者がどのような支援をしていけばいいのか。私たち医療者が考えている支援と、地域のお母さん方が求めている支援のあり方の差を考えるきっかけとなりました。

8日には、文元基宝先生の ―歯科保健行動の普及を目的とした健康教室の試み― ということで、「奈良市21健康づくり」歯科保健計画推進に向けてのヘルスプロモーションを重点においた健康教室の報告がありました。

文元基宝先生地域の人がメッセンジャーになり、同じ視線で歯科保健を伝える有用性を話されました。健康教室の中でメッセンジャの人の言葉が、先生の講演を聴くなかで私には思い出されました。

「歯石がついてない人が、歯科医院に行くのよね。歯石がついている人は歯科医院には行かない。その人たちに必要性を納得されるのは、専門家でなくて、同じ地域の私たちなのですね」

2. 7日夜の私的な親睦会で大いに盛り上がる

一次会は品川近くの中華料理店で円卓でした。KWCのメンバーにwell-beingのM先生、広島大学のM先生、行政関係のI先生、S先生・・・雑誌編集のOさん・・・
多彩な面々で、わいわい盛り上がりました。

顔なじみの先生や、初めての先生やら、いいお話ありがとうございました。その後2次会でwell-beingのN先生やら・・・総勢20人ぐらいに合流。

「こんな店が品川の駅前にあるんだ」と思うぐらいの、典型的赤提灯風飲み屋でした。雰囲気ばっちりのいい感じの店で、大いに盛り上がりましたね。「来年も、学会に参加しよっと」とおもいます。この連帯感がたまりません。

3. 会場での雑談が結構いい情報収集

結構いいどころか、「なるほど!気付かなかったです。ホント参考になりました」の世界です。自分の視野でしか見れてないことを、別の視点から「こんな風にも見えるよ」という意見は参考になります。

たとえば私の発表では、得られた感情の多様性が説明の中心になっていたんですが、well-beingのN先生やM先生のアドバイスから、その感情の持つ意味の重要性に気付かされました。一番多い感情 「不安」の意味ですが、「歯の治療の歴史や症状の歴史の中で患者が感じているから、その関連を把握すればいいよ」とか。

「期待の裏返しとしての不安をとらえると、不安を持っていることは大切だね。」とか。・・・・・・・・いろいろありがとうございます。

文元基宝先生

こんなわけで、文元先生、津田先生、森岡先生、赤井さん、SAKI先生それと私も含めて、ご苦労さんでした。勉強にもなったし、経験にもなったし、元気ももらえましたね。良かったですね。来年は、大阪で開催だそうですよ。

担当: 福原 稔